西岡 瞳 | 作曲家     HITOMI NISHIOKA | Composer

幼少の頃より作曲をはじめ、ヤマハジュニアオリジナルコンサートへの出演を皮切りに、新日本フィルハーモニー交響楽団(小林研一郎指揮/ユニセフチャリティオリジナルコンサート)、九州交響楽団と自作曲で共演する等、早くからその才能を高く評価された。


東京藝術大学音楽学部作曲科首席卒業、アカンサス音楽賞を受賞。新卒業者記念演奏会にて、オーケストラ作品が田中良和指揮芸大フィルハーモニアによって演奏された。


東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了、博士号取得(学術)。


作曲、演奏活動と並行して、研究活動も行っており、2015年カワイサウンド技術・音楽振興財団研究助成講演会(カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」)、2016年日本ベルギー友好150周年記念シンポジウム(ラモット・ヘリテージセンター:ベルギー・メッヘレン)に招待されるなど、国内外で研究及び発表の場を広げている。また、ヤマハ音楽振興会本部スタッフとして、国内はもとより、台湾、シンガポール、タイなど海外でもJOCクリニックをはじめ、即興演奏クリニック、講師研修など多岐にわたって創作・演奏指導を行っている。ヤマハマスタークラス特別コースでは、ソルフェージュや楽曲分析などの指導にあたっている。その他にも様々な専攻における受験指導など、年齢やコースの枠を超えたレッスンや講座を数多く行っている。さらに、ヤマハ音楽振興会グレード課題曲やヤマハジュニア専門コースのテキストに自作曲を提供するなど、幅広く後進の指導にもあたっている。


2018年より日本学術振興会「国際的な活躍が期待できる研究者の育成事業」プログラムに採択され、ニューヨーク大学(NYU)に客員研究員として赴任。

研究者として、現在までに日本学術振興会科学技術研究費(若手研究)、カワイサウンド技術・音楽振興財団、公益財団法人野村財団、KK Sonnenschein Stiftung(スイス)、公益財団法人松下幸之助記念志財団、公益財団法人サントリー文化財団より研究助成を受けている。


これまでに作曲を中田直宏、佐藤眞、西村朗、Robert Rowe、Tae Hong Parkの各氏に、ピアノを重松聡、田代慎之介の各氏に師事。東京藝術大学専門研究員、武蔵野音楽大学非常勤講師、ヤマハマスタークラス特別コース講師を歴任。現在、東京藝術大学音楽学部特任准教授。